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明石署元副署長を聴取 録音・録画は見送り 指定弁護士(産経新聞)

 元兵庫県警明石署副署長の業務上過失致死傷罪での強制起訴が決まった同県明石市の花火大会事故で、検察官役の指定弁護士は15日、榊和晄(かずあき)元副署長(63)を取り調べた。指定弁護士の要請を受け、榊元副署長が同日、神戸地検に出頭した。

 改正検察審査会法に基づき検察官役に指定された弁護士が、補充捜査で取り調べをするのは初めて。

 事故で次男を亡くした下村誠治さん(51)は同日午後、地検前で報道陣に対し「(元副署長には)真実を話していただきたい」と述べた。

 指定弁護士は取り調べの全過程を録音・録画(可視化)するとして、神戸地検に撮影機材のある取調室の貸与を申し入れ、地検は応じる意向を示していた。だが、指定弁護士によると、元副署長の希望で可視化は実現しなかった。

 地検は元副署長を不起訴にしたが、神戸第2検察審査会が1月、改正法施行後初めて強制起訴を決めた。指定弁護士3人が起訴に向け、準備を進めている。

 事故は平成13年7月、明石市主催の花火大会で多数が転倒し11人が死亡した。

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